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面接・口頭試問対策②(インプット編!)

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今回は以下の記事の続きです!今回は、面接・口頭試問対策に重要な「面接原稿」の書き方や、「編入試験」の(面接)会場で話す内容を頭に入れておくための「インプット」方法をメインにしてお話していきたいと思います。

 

※あくまで、個人の意見や感想に基づいた対策方法になります。「完全自己責任」でお願いします。十分注意してください・・・。

 

 

前回の記事はこちら!

 

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「面接原稿」を作る必要性

 

前回までは、面接や口頭試問に臨む際は、何よりも「声」が大事だ!ビシバシ鍛えろ!みたいな感じで、少し、体育会系(?)っぽい話をしたかもしれません(いや、そんなこともないか・・・)。

 

それで、その前回の続きなんですが、少し手強い「面接原稿」の作成の仕方(もちろん、あくまで僕なりのやり方)をお伝えしたいと思います。

 

先に言いますが、「面接原稿」を作る必要性、あります。大いにあります。その理由やらを、今から話していきます。

 

ただし、丸暗記だけは、絶対やめましょう。あくまでも、頭に入れておく(インプットする)ため(参考程度にするため)、と心得ましょう。

 

ちなみに、各々の専門の学問分野から、専門的な質疑応答が繰り広げられる、「口頭試問」について、それ単独に対策しただけの「原稿」を作っても、あまり役に立ちません(なぜなら、その場その場で全く予想はつかない質問が来るからです)。

 

僕的に、「口頭試問」は、専門分野の勉強+誰かとその学問に対するディスカッションとかの経験を1つずつ積むしかないと思います。

 

ただ、実際面接で教授陣を相手にするとき、ムリに難しい用語でペラペラしゃべらなくても、相手にわかりやすい簡単な言葉で、話の内容や自身の取り組む姿勢・熱意を伝える方が、高評価につながりやすいです。

 

面接や口頭試問に臨むにあたっては、「面接原稿」を作りましょう。

 

これには、志望理由(動機)、なぜ編入したいか、なぜ今の大学ではダメなのか、編入後どうしたいのか、という(相手方が9割がた知りたいことで満載の)内容を、必ず入れます。

 

こういった面接でよく聞かれる内容は、出願時に出す「志望理由書」に沿った同じような内容にしてもいいです。その方が分かりやすいし、手間も省けます。

 

しかし、丸写し・丸暗記で原稿を作る・覚えるのは、一切なしです(丸暗記で臨もうとしたら、現場にてジョーハツしました)。

 

もし出願後・途中で編入後のビジョンが変わった場合でも、「出願時とは考えが変わり・・編入したら・・・」と前置きした上で、「そのため、より一層のこと貴校の志望したくなった」などと語ると印象づけられ、良い評価になると思います。

 

 

 

 

「編入」における、面接の時間はだいたい約15~30分前後。面接官(教授など)が、いったい受験生からどのような情報を聞き出そうとしてくるのか、あらかじめ予測する必要があります。

 

面接や口頭試問に受けるにあたって、ある程度話す内容を考えておく必要も、あります。その際に活用すると便利なのが、他ならぬ「面接原稿」です!(もちろん、時間に余裕があればです・・・しかし余裕があれば、ぜひ作ってみてください!)

 

 それでは、具体的にどうやって「面接原稿」を作ったらよいのか、本題に入ります!いや、でも、その前に僕自身の体験談をすこしだけ・・・。

 

1年前、編入全落ちした僕は、本当に甘い覚悟で挑んでしまい、面接で辛い思いをした経験があります。そんな失敗(失態)を踏まえて、2年目の今年、全力で対策しました。

 

この方法がうまくいったのかは分かりませんが、なんとか1年越しに志望校の合格を得ることができました!

 

色々な本や人からアドバイスを得て、勉強させてもらった他、僕自身何度も試行錯誤を繰り返したやり方なので、これでも拙いもんです・・・しかし、皆さんにとっても、何か力を与えるものになっていれば光栄です!

 

では、(今度こそマジで)僕が、実際具体的に、どのように「面接原稿」を作成したのか、具体的に説明していきたいと思います!

 

 

「面接原稿」の作成・インプット方法

 

※あくまで個人の意見や感想に基づいた方法になります。志望校や面接担当者により聞かれる・聞かれない内容があり、各々異なります。十分注意してください・・・。

 

方法については、以下の通り!順番に沿ってやっていきましょう!

 

原稿作りでやることは、まず紙を用意orマイクロソフトの文書作成ソフト「Word」を立ち上げ、そして「新規作成」を開いてください(パワポでもいいけど、文書なんでワードです)。

 

※文書ができあがるなら、ノートでもメモ帳でも何の紙・電子媒体でもいいです(ただ、コンピュータの方が早い)。

 

そしたら、以下に示す[一覧]にしたがって、書いて(打ちこんで)いきましょう。全て記入し、適宜修正や推敲(上書き保存)を繰り返していけば、「面接原稿」の完成。

 

※後は、コピーやプリントアウトし、家や外出先、そして試験前泊のホテル・試験会場(休憩・待機時間)などで活用しましょう。

 

 

 

 

[原稿に書くこと一覧]

 

※「4年制大学生」が受ける「大学3年次編入学試験」の面接を想定しています。

 

  •  志望動機(志望理由)

 

数ある中で、なぜその大学・学部・学科に編入したいと思ったのか。そのきっかけについて、簡潔に書く。話して30~90秒以内で収まるくらいの、わかりやすい内容が良い(長すぎる、動機が特殊すぎると理解されないことが多いので、注意)。

 

  • 編入生として自分はどんな強みをもって入学するか/今まで頑張ったことは何か

 

志望動機と並んで最重要項目。自分の長所を語る場。他の受験生のほか、在校生との差別化が必要。研究や大会、バイト、サークル、プロジェクト参加・留学経験などの功績・経験などがあれば、それを活かした内容にする(※嘘は禁止)。

 

(※僕は大した経歴もなく、大したことをしてこなかったので、純粋に学問に対する熱意や興味があることを、訴えかける内容にしました、これでもいいです)

 

  • なぜ今の大学ではダメなのか、編入する必要性はあるのか

 

今の大学を全否定する内容ではなく、「(今の大学で)研究をやるのが難しいから」・「ここで、他分野の学問を学びたいから」・「この大学(志望校)の、○○学の××研究(室)に関心を持ったから」といった趣旨の内容が良い。「今の所でも同じことできるじゃないか」と一蹴されないよう、その答弁も考えておく。

 

  • 編入後、院への進学・就職は考えているか/なぜ院試で挑戦しないのか

 

将来の進路・計画について問われている、これらの質問。院試や就活より先に、編入することで得られると思う具体的なメリットを伝える。大学院・就職を見据えているならば、明確に伝える。すぐに答えが出ないときは、「検討中」としても良い。

 

  • 志望している研究(室や分野)は何か/研究を社会にどう生かしたいか

 

「1つの研究(室)だけに興味を持っている、理由は好きな××ができるから」とするよりは、「志望校の複数の研究室に興味があり、なかでもこの1つに関心がある、理由は~」という流れのほうが良い。続いて、環境や社会・医療・倫理などに配慮した研究がしたい、なども言えるとなお良い。

 

  • 興味ある分野の基礎的な実験・実習経験はあるか

 

理系編入ではかなり問われる内容。生物系ならフィールドワーク・野外採集経験、化学系なら物質の反応や定量・定性分析の具体的な方法や実験の流れ、物理系なら機械やコンピュータ・ロボットの製作・運用経験などが問われる。

 

※ただし、あるなら「ある」、ないなら「ない」と明確にしておく方が、編入が決まった後のトラブルを避けやすい。

 

  • 他校と併願はしているのか

 

他校と併願しているか否かで、不利になるのかは多くが不明。「未定」や「検討中」としてもよい。ただし、「併願している」と言う場合、何校併願しているかや具体的な学校名を聞かれてもあまり話さない方が良い。

 

  • 単位不足による留年は覚悟しているのか/卒業が遅れる可能性は承知しているか

 

実際、文系→理系や、他分野からの編入は多く「単位認定」される可能性が低い。「留年」や「卒業遅延」は脅しで言ってるのではなく、入学後のマッチを防ごうとしてくれている大学側のありがたい配慮かもしれない。志望している以上は覚悟して「承知してます、そのうえで頑張ります」と身を固めるべき。

 

  • 筆記試験の出来はどうだったか/自分では何割解答できたと思うか

 

面接が後日にあれば、筆記の問題を見直した後チェックすべき。当日の出来にもよるが、点数の出来は低めに見積もっていた方が無難。どこの問題でどのように間違えたと思うか、なぜ分からなかったのか、などを伝える「論理的思考力」が問われやすい。謙虚にかつ分かりやすく伝えられれば、高評価を狙える。

 

  • その他

 

「オープンキャンパスや見学に来たことはあるか」、「将来は学会などで発表したいか」、「サークルや趣味、普段はどんなことをやっているか」、最近は「コロナでオンライン授業になるかもしれないがよいか」などが聞かれることがある。チェックすべし。

 

 

※僕は、「圧迫面接」と言えるほど、威圧感を与える姿勢で質問をバシバシされた経験が何回かありました。予測不能かつ理不尽な質問には答えなくてよいし、「分からない」「答えられません」としてもよいはずです。単にストレス耐性を試しているだけもあるので、原稿にその対策をいちいち書く必要はありません。ドンと構えるべし。

 

以上の項目を踏まえて、「面接原稿」に具体的な内容を収めていきましょう。

 

以下に、そんな僕なりの「面接原稿」テンプレートを載せておきました、保存・印刷し、必要に応じて、ぜひご活用ください(書き込んで使える)!

 

※スマホの人は拡大・クリックしてください(保存して、プリンターなどで印刷もできると思います、A4サイズです)。

 

※僕なりに当時気を付けていた、「面接マナー」の心得みたいなのも載せました。いらないかもですが、これも役立つ(?)よろしければ、ぜひご参考ください!

 

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エラそーなこと言ってきましたが、面接原稿をガチガチ書く必要はないです。最初はテキトー&軽く書いておいて良いです(後で直しゃーいいんだから)。

 

編入試験まで毎日見返して、「これは違うなーやっぱこうするか」「いや、これは除いてあれを話そう!」と日々推敲し、修正していきます。その過程で強い意志が固まります。

 

大事なのは「作って、読んで丸暗記する」ではなく、「作りながら・読みながら頭に入れておく」という軽めのスタンスでいくことです。

 

面接の場ではどうしても緊張してしまって頭真っ白になります。記憶力の天才でない限り、丸暗記しても断片しか思い出せません。

 

 なので、必ず普段から地道に作り上げてきた「面接原稿」を読んだり、声に出したりしましょう。そうすることで、面接の場で緊張していても、話すべきことを思い出しやすくなります。

 

当時、初々しすぎた僕は「面接原稿」を作ったものの、内容が浅く、かつ「インプット」方法を原稿の丸暗記と捉えていた(バカだった)ので、大失敗でした。

 

しかし、上のような感じで原稿を作り、推敲や修正を重ねるうちに、だいぶ編入したい思い=「軸」がブレなくなりました(去年どんだけブレてたんだよ)。

 

なので、さっさと頭に入れよう!インプットするぞ!と早まらず、毎日コツコツ原稿の読み上げ・修正もやるべきだったんですよ。本当におバカさんでした。その過程自体が、正しいインプットであるという考えに、僕はやっと至ることができました。

 

筆記対策やTOEICの勉強の合間や休憩中でも良いので、日々「面接原稿」作り&読み上げ(インプット作業)をすると効率良いはずです。(僕の失敗をダシにして)皆さんもぜひお試しください!

 

 

 
 

続いては…

 
ちなみに僕は、出願前〜試験当日まで、家や在籍校のほか試験前夜のホテル・試験当日の待機時間などに、先程の「面接原稿」を読んだり、見直したりしてました。
 
「志望動機」、「今の大学ではダメな理由」、「何をどのように研究し、どう世の中に生かすか」という、(よーく聞かれそうな)3点は特に強く意識しました。
 
実際、自撮り動画で自分の話し方や声、内容をチェックしたりもしていました。
 
もう毎日毎日、見たくもない自分の顔面と、しゃべってる汚い声のキモい動画を撮って辛かったですが、「合格」のため撮って撮りまくって見直しまくりました(笑)(でも、面接でサッと言えるようになったから、本当に良かった^ ^)
 
続いての「アウトプット」は、そういった「原稿」の読み合わせや自撮り動画撮影?のポイント(演劇の練習っぽいかな?)をメインにやっていきたいと思います。
 
今でこそ、ありふれていますが、文明の利器「スマートフォン」を大活用するのが、我々「令和世代」ならではのやり方(?)です!(生まれは平成だけどw)
 
まだ、実戦(当日の面接)に挑むまでにもう少し対策の必要がありますが、頑張っていきましょう!
 
 
 

 

まとめ!!
・自分自身の想いが伝わりやすい「面接原稿」を作ろう!
・「面接原稿」は日々推敲を重ね、修正&読み直すべし!
・面接官に「圧迫」されないよう、地道に「インプット」すべし!
 

 

次回の記事はこちら!

 

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