あの「コロナウイルス」が世の中を一変させて、早1年近く経ちます。
お正月や冬休み・初詣までも、「自粛ムード」が漂っていますが、家で過ごす時間が結構ある今、この機にゆったり「読書」や「鑑賞」してみてはいかがでしょうか?
ここでは、僕が実際読んだものや、好きな本・作品で、オススメのものを紹介していきます!
※2020年以前に出版された本・作品も紹介しております!
手に取りたくなる文庫本
最近はスマホ・タブレットで、電子書籍が手軽に閲覧できるようになりました。
しかし、紙媒体の本をたまに手をとってみるのもいいかもしれません。
「理系」である僕が、個人的につい手に取りたくなってしまう本・・・いや、文庫シリーズがあります。
それは・・・「講談社」様の「ブルーバックス文庫」シリーズです!文庫本は比較的安いうえ、コンパクトなのでオススメです!
このシリーズの本は学問チック(?)で難しめな内容もあるのですが、以下の点で、優れた書籍が多いと思います。
- ①興味の惹く科学・技術テーマが専門家の手で、分かりやすく書かれている(※当たりはずれはあります)
- ②コンパクト・少ないページながら、中身が充実、新たな視点が得られる
- ③お部屋に飾ったり、並べてもオシャレなシンプルデザインが良い
そんな「ブルーバックス文庫」の中でオススメするのがこの2冊です!
この本は、表紙のおいしそうな「納豆ご飯」にそそられますが、「発酵食品」や「微生物」などについて、基本的な情報のほか面白い研究結果やトリビアなどが書いてあります!
最近の健康ブームに乗っかりたい方の他、手軽に和食文化に触れてみたい方・少しだけ食品研究・就職を考えている方にオススメです!
「納豆」のほか、日本料理の真髄とも言える食品「醤油」「みそ」「みりん」「酢」「鰹節」のほか「ヨーグルト」「ナンプラー」「キムチ」などなど・・・実はこれら「発酵食品」は、ほぼ「微生物」様のおかげで、めっちゃおいしくなっているんです!
この本では、製造法や微生物の紹介だけでなく、「発酵食品」についての研究・食べ方・栄養・歴史・文化なども色々書いてます、気になる方は、ぜひチェックしてみてください!
この本は、「生物史」「進化生物学」や「気候変動」といったことに興味ある方、あるいはNHKの「ダーウィンが来た!」をよく視聴する方にオススメかもしれません(僕も結構視聴します)
当然、我々には大昔の生物や地球環境って全く分からないですよね。恐竜とか植物とか魚とかどんな姿かはCGとかで考えるしかない・・・。
でもこの本を読むと、様々な生物の進化についてだけでなく、なぜ人類が、海ではなく陸で生活できるようになったのか分かる気がします!
動物園や水族館、植物園、自然史博物館などに行く前に、この本を読んでおくと、地球環境や様々な生物に対する見方が変わると思います。
その他、「古生物学」「地学」について勉強したい&気になる方も、ぜひチェックしてみてください!
「自粛」期間に読みたい本
今の社会情勢では、多くの方は、やむを得ず、学校・会社・政府などに「自粛!」と言われて、通学通勤回数も減り、用がなければ家にこもることも久しいです。(僕もオンラインなので、あまり学校には行ってません!)
まあ最近は感染増えてもなぜか「GoTo」延長だったり、外出・通勤通学もどんどん規制緩和してるみたいですが、医療を大事にするか経済を維持するか・・・二律背反で本当にどうにもならない世の中です(-"-)
さて、今orこれから「自粛期間」に入る方にお勧めの本を紹介いたします!「ステイホーム」して読むか「密」を避けて読んでいただきたい(?)本です!
「家事」は、掃除・洗濯・炊事・買い出し・風呂沸かし、だけではありません。それらに関連した、「名もなき家事」がたくさんあります。
自粛期間中、そんな「名もなき家事」を押し付け合ったりしてイライラすることも増えているかもしれません。
さらに、日常で何気なく積もる不満やストレスが、家庭内だけでなくクレーマーやハラスメント行為までにつながってしまうと、よく聞きます。いくらなんでも、無関係な他人に当たるのはNG!
この本では、本当にちょっとしたことで、「名もなき家事」が少し楽になる方法を紹介しています。自粛期間の家事による、イライラ解消に良いと思います。
このコロナで騒々しい世の中では、主婦(夫)のほか、全世代が見るべき本だと思いました。
「家事」も立派な「仕事」です!毎日頑張っている方には、感謝しか出ません!お手伝いできることがあれば、実践してみたいと思いました!
とにかく、「家事」に関心ある方や、「家事」からくるイライラを少しでも改善したい方にオススメです!
タイトル通り、ド直球で、今の社会を風刺している本です。著者はあの「ホンマでっかな」テレビ番組の生物学者の方です。この本は8月初版と、比較的新しいです。
「新書」シリーズなので、内容は難しめかもしれませんが、2020年現在の「自粛期間」中、最もタイムリーなことが書かれている本です。
身の回りに、「自粛警察」「悪質クレーマー」っぽい人が増えたな、と気になる方は読んでみてください。
そもそも「日本人」の気質って・・・本当に厄介なのかもしれませんね(汗)
音楽やコーヒーと共に楽しみたい本
次は、家や近所のカフェなどで、楽しみたい本を紹介します!コーヒーや紅茶と、クラシックやジャズの音楽と共に・・・楽しみましょう!
「カフェごはん」、ぜひ作ってみたい!そんな方はこの本(※シリーズがあります)!
僕自身、この本の著者、山本ゆりさんのインスタを、よく拝見させてもらっています。すごい!純粋なる「カフェごはん」というジャンルを確立させた、超偉大な方だと思います!
手間もあまりかからず、おいしい、そして器やテーブル・盛り付け方にこだわれば、「映える」ものばかりです。
コーヒーと併せると良い料理が多いです!そして、コーヒーのほか、無○良品・二○リなどの器やテーブル、手芸店のオシャレなクロスと合わせるといいかもしれません。あとは、照明もこだわって・・・いろいろ楽しみが増えます!
興味ある方はぜひ、この本を参考に挑戦してみてください!
(リンク:syunkon(山本ゆりさん)のインスタ)
こちらは、喫茶店などでよく流れる音楽のジャンル「ジャズ」についての本。これを読めば、その「ジャズ」の基本・基礎知識について、手軽に勉強できます。
漫画でわかりやすく手軽に、喫茶店やレストランの他どこかで聞く「ジャズ」の名曲について詳しく解説されています!
ユニークな絵柄で、とても印象を惹かれます。興味のあるページから読んでもとっつきやすく、オススメです。気になる方はチェックしてみてください!
2020年話題になった本・作品
最後に、2020年話題になった本・作品をご紹介します!
もうテレビやニュースで一杯紹介されていて、すでに知ってるかもしれませんが、どんなものが流行ったのかおさらいしてみます!
まずは、何といっても今年は、アニメ・漫画界の歴史・伝統を揺るがせ、あっという間に人気を集めた「鬼滅の刃」ですね(※もし話題の「キメハラ」だと思う方は読み飛ばし下さい。)
本編は完結を迎えましたが、アニメそして劇場版「無限列車編」はものすごい勢いで人気を集めています。
僕の近所の映画館では今でも、土日はチケットが取りにくい状態です、漫画も一時期はありえないほどに「売り切れ」まくってました・・・(゚Д゚)
よくある王道モノの漫画、単なる鬼退治の漫画などではなく、人生観や家族愛など様々な哲学的な要素もありつつ、かつ主人公らをとりまく儚く悲しい人間ドラマが展開されているという、見た目以上に深い作品です(・・・うまく語れない!)
主人公やメインキャラ(「かまぼこ隊」)の竈門炭治郎・禰豆子・我妻善逸・嘴平伊之助の他、「柱」というめちゃ強な剣士たち、最大の敵「無惨様」「十二鬼月」の間で様々な、そして壮絶な群像劇が繰り広げられています。
全世代に、これほどまで根強い人気を集めたのは、恐らく吾峠さん・ufotableさんの素晴らしい和風・大正ロマン風の「キャラデザ」と彼・彼女らのかっこよい必殺技(全集中、○○の呼吸ってやつです)、老若男女問わず多くの日本人に刺さる名言の数々でしょう。
恐れ多くて、これ以上は語るとアンチが来そうなのでやめますが、炭治郎・善逸・伊之助や「柱」たち(特に冨岡さんや胡蝶さん、煉獄さん)の名言はなかなか心にグサッと(いい意味で)刺さります。ストーリーの他、彼らの言動に着目してみると、とても感慨深いです。
ちなみに僕は、「かまぼこ隊」では炭治郎、「柱」では伊黒さん、「鬼」では鳴女が好きです・・・べベン!もうこれ以上は、しつこいと思いますので、鳴女の三味線にでも弾かれて、強制退場します(笑)……。
お次は、一部ネット民に話題であった「熱盛りィ~~~!」ではありません。話題の「あつ森」です!「あつまれどうぶつの森」です!
「あつ森」とは簡潔に言えば、自由気ままにゲーム内で衣食住が楽しめる話題ゲームです。好きなインテリアやファッションも自分好みでカスタマイズ可能です。
実はかつて「おいでよ(どうぶつの森)」プレーヤーだった僕なんですが、最新の「あつ森」は兄弟がメインで楽しんでいて、自由にはプレイできず……。知らぬ間にyoutubeやtwitterでもバズってたし、とたけけ~(泣)
でも、「あつ森」は昔みたいに海でスズキ釣りまくったり、森でハチにぶっ刺されるだけでなく、他のプレーヤーがつくった渾身の「村」を行き来したり、イベントや会話を楽しんだりできるそうですね、楽しそう!
「おいでよ」の2005年ごろとは異なり、「あつ森」はコミュニュティ形成の場になるだけではなく、youtuberが実況プレイしたり、アメリカ大統領選に使われたり、住民の闇取引にまで発展するなど、結構話題になりました(笑)(良いのやら悪いのやら・・・。)
最後に、昨今話題のアーティスト「Official髭男dism」さんの作品・・・いやバンド自体を紹介します!(※上は「traveler」のピアノスコアです)
彼らの音楽作品すなわち曲についてなんですが、「pretender」「宿命」「ノーダウト」などは、いとも容易く数千~億越えの再生回数を誇っています!
若者を中心に絶大な人気を集めている「ヒゲダン」ですが、最初は路上ライブやモールでの小規模ライブと割と苦労されたようで・・・でも大ヒットしました!
なんで、こんなにリズムやビート、ピアノ・ベース・ドラムの完成度が高すぎる&素晴らしいバンドに気付けなかったんだ、自分(>_<)!
「ヒゲダン」は、メンバー全員が様々な楽器の経験をしてきた・山陰地方出身・同じ年に皆結婚したなどの共通点をお持ちです(またメンバーは島根大や松江高専出身であるなど、かなりのインテリ集団です)。
また、さとっちゃん(Vo.藤原聡さん)が、銀行員を脱サラしてバンドマンを目指した話、ならちゃん(Ba.楢崎誠さん)が警察の音楽隊出身であることはファンの間で有名です。
そんな彼らがつくる作品=楽曲についてお話していきます。どれも素晴らしいのですが、「pretender」「宿命」「ノーダウト」この3曲は某ドラマや甲子園の主題歌などで、とりわけすっごい有名になりました。
まず、「pretender」は複雑な恋愛模様を表現し話題を集めた曲、「宿命」は甲子園テーマ曲になるほど熱い曲、「ノーダウト」は中毒性の高いグルーブ感のある曲、さらに加えて「イエスタデイ」「I LOVE…」は・・・・・・語ると長いです!
個々がすばらしいので週7で聞けます、ほとんど歌詞覚えました(笑)
僕自身も大ファンで、楽曲をピアノで練習しているほか(ヘタクソです)、度々聞いているFMラジオ「ロジウラベース」「SCHOOL OF LOCK!」はとても面白く、いつも和やかな雰囲気を楽しませてもらっています。
ぜひ楽曲やラジオはチェックしてみてください。個人的に、本当に「ヒゲダン」の楽曲・ラジオは心をグッと掴まれます。あまり笑わない・涙腺強めの僕でも、いとも簡単にノリノリの気分になったり、ワッと泣けたりします。
「ヒゲダン=Official髭男dism」のつくる楽曲はやはり、控えめに言っても言わなくても、「心に響きます」。
相当ミーハーな僕かもしれませんが、「pretender」などの花形の名曲他、少し古めの「ニットの帽子」や「発明家」「55」の楽曲も大好きです!
ヒゲダンのほかにも、2020年については「LISA」さんの「紅蓮華」・「炎」、「king knu」さんの「白日」、「yoasobi」さんの「夜に駆ける」、「瑛人」さんの「香水」などの楽曲が話題になりました。
しかし、バンドの中では、ヒゲダンは別格。去年に引き続き、2020年今年も、あの「鬼滅の刃」主題歌を歌う「LISA」さんとも互角といえるほど、ものすごい勢いで人気を集めています!
そして、今年もヒゲダンは「laughter」「Hello」「パラボラ」「夏模様の猫」などの素晴らしい名曲を生み出しています!もちろん全て作詞作曲・・・すごすぎる!
今は「サブスク」という定額音楽配信サービス、そして「youtube」があるので、こうしたすばらしい楽曲たちは手軽に楽しめると思います。
もうすでに知っている方も再度、年末年始にゆったり聞いてみるといいかもしれません!
………締めにいち髭男ファンとして一言!「数々の受賞(ビルボードや日本ゴールドディスク大賞など)、紅白連続出場おめでとうございます!あと・・・コロナが収まった後、ライブ楽しみにしてます(泣)!」
僕が薦める2020年冬の本・作品は、いかがでしたでしょうか?ミーハーなものばかりですが、ぜひチェック&振り返ってみてください(笑)!