理系編入&気象予報士を目指すブログ

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第56回予報士試験の感想

 

 

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会場の様子

 

お久しぶりです。暑さはまだ残っていても、もう鈴虫が鳴いて秋の趣を感じるこの頃ですね。

 

先日、僕は8月22日に大阪会場にて、初めての気象予報士試験に臨みました。会場ではコロナ感染予防対策がされつつ、多くの受験者が各地から集いました。

 

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試験会場(大阪)

 

(そして当日は雲量7くらいの「晴れ」だった気がします)

 

(受験者多い、もしや今年は予報士界隈で注目の朝ドラ「おかえりモネ」効果もあるのでしょうか・・・!?)

 

気象予報士やてんコロ、ウェザーマップなどの著名な方が、応援のためどこかにいたのかもしれません。もし会えたら、マスコットキャラみたいにテンション上がりますよね(笑)。

 

が、僕個人が歩き回ったかぎり、会場の出入り口付近には警備員さんと案内係の方しかいませんでした、残念・・・。

 

あと、コロナ感染も増え、緊急事態宣言が出ている中ですが、無事参加できたのはよかったです(対策も万全で、安心でした)。

 

受験者も多かったのもありますが、ソーシャルディスタンスで、試験室だいぶ押さえてるのびっくりしました。多くは20~60人/1部屋で、間隔を開けて座りました。

 

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試験室(当日もらったもの)

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試験室(続き)と注意事項

 

 

僕が受けたのは、学科一般&専門、計2時間分のみです。学科だけで頭のキャパ超えしてしまったのと、無為無策だと思ったので、実技(3時間の戦い)は見送りました。

 

予報士試験ってあの「センター試験」のようにマーク式でサクッと解ける一方、やはり選択肢の吟味が大変でした。

 

重箱の隅をつつかれるどころか、単純に知識も演習量不足でしたので、自分のようなド素人が受けるには、なかなかきつかったです(一応理系とはいえ、地学・環境工学専攻でもないので・・・)。

 

 

 
 

試験の出来は?

 

さておき、家に帰って、巷にある「解答速報」を調べて、自己採点したのですが、試験の出来はというと・・・あ、詰んだ、記念受験かも(^^;)

 

(結果)

 

学科一般試験 


問1○ 問2○ 問3× 問4× 問5○ 


問6× 問7○ 問8× 問9× 問10× 


問11○ 問12○ 問13○ 問14× 問15○


8/15   きっと不合格(_ _)

 

 

学科専門試験

 

問1× 問2○ 問3○ 問4○ 問5○

 

問6○ 問7× 問8○ 問9× 問10×

 

問11× 問12× 問13× 問14× 問15○

 

7/15   ぜってー不合格(_ _)

 

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一般試験(地衡風/放射平衡や高度による温度・風成分変化が出題)

 

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専門試験(観測方法や数値/洪水予報・霧・雷ナウキャスト・台風が出題)

 

というわけで、今回の試験は「完全不合格(予定)」と宣言いたします。悔しい!でもこれが現実・・・。

 

(一発合格は神童のすることなので、あがめ奉りますが)、せーめて僕のような凡人でも1回目学科でどっちかの「免除」をほしかったです。

 

ちなみに、僕の場合、学校の課題や実験レポート+就活的なもの(?)に追われ、気づけば、ちゃんと勉強に取れた期間はどうあがいても、7・8月の2週間足らずでした。 

 

この2週間、膨大な参考書のインプットやノートまとめは今更無理と諦め、精選問題集と過去問(解説サイト)で問題を解きました。

 

盆休み初めに「相当温位」の概念をはじめて知り、そこからとっかかりました(笑)(遅すぎたので、僕は本当に「計画性」皆無のバカです・・・)

 

試験1週間前に「法規」と「降水や放射・風etc」、試験5日前に「気象レーダー・中/長期/降水短時間/数値予報」、3日~前日に「確率・アンサンブル、観測、コストロスモデルなんとか(?)」って感じで項目関係なく手当たり次第(/_・)/。

 

こうして傾向や知らない用語・考え方・意味などを、無理矢理にでも分厚い参考書読むより先に問題大量に解いて、概念を覚えればより効率&時短になるのでは?と思い、150問くらいは解いたんですが、やはり結果は「お・よ・ば・ず」。

 

しかし、全く気象学がわからん僕のようなド素人が、(まぐれかもしれないけど)一般・専門とも7~8正解(=正答率50%)できたのはよかったです(もうそれで納得するしかない)。

 

元々物理・数学は苦手なので、法規や専門の暗記系で踏ん張りました、しかし文章正誤問題は、まー「ひっかけ」の多いこと・・・。

 

精選問題集と過去問50~55回、ざっくりやっただけでも、だいぶ実力がついた気がします。

 

全く「一般気象学」の本や、気象庁のHP(数値予報の解説)とか、時間なく全然読んでなかったので、物理公式や数値予報原理、警報の発表基準などは壊滅的です、少しでも読んでみたいと思います(^^;)

 

次の試験では、一般専門ともに学科試験免除を狙い、実技試験も「記念受験」&「まぐれ合格」を狙います。(「免除」の2文字が欲しい。本当に欲しい。)

 

あの朝ドラの主人公は3回目で受かったというし、落ちまくったとしても、23~26才までには取れたらなと思います。

 

(そのためには問題演習→参考書からのインプットやノートまとめで、しっかり定着させていく必要がありますね(^^;))

 

ただ今は忙しいので、方針立てや復習・見直しをして、適切な情報の取捨選択を意識していきたいと思います。

 

第56回気象予報士試験受けられた同志の方々、お疲れ様でした、今後も一緒に頑張りましょう!(あと合格に自信のある方、本当に尊敬します!)

 

それではまた!