理系編入&気象予報士を目指すブログ

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筆記試験対策(生物学編!)

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今回は、筆記試験対策「生物学編」です!

 

僕自身、生物・化学系専攻の理系なので、(役に立つか不安ですが)詳しく説明していきたいと思います!(編入もそのあたりの分野です・・・)

 

ただ、「生物系編入」についてはもっとくわしく踏み込めると思うので、続編も予定しています!なので、今回はざっくりめに説明します。

 

「生物学編」は、理学部(生物学科)・農学部(生命・農学系)・工学部(生命理工系)ほか医療系の方にオススメかもしれません(でも、僕自身実際の医学部の方やとても賢い方にはまったく及びませんのでご注意ください・・・)。

 

 

 

 

生物系編入

 

「生物学」を大別すると、「生理学」と「生態学」の2つです(大学1年の時に習ったかもしれませんね・・・)。これは大まかにいうと、研究の仕方・視点の違いです。

 

本当に(素人の僕が)適当に言うと、だいたいミクロな視点で研究するのが「生理」、マクロな視点で研究するが「生態」かと思います(例えるなら「眠り」という現象が「生理」、「眠る」という行動が「生態」の研究対象かな?)。

 

「遺伝学」や「発生学」も大事な学問で、メンデルやヘッケルが発展させました。この分野においては、古くから生物の形質の遺伝・発現のしくみなどを研究しているようです。

 

また、別の分類では「研究対象」ごとに分けて、「植物学」「動物学」「微生物学」などに分かれます。そして、これらは「植物分類学」「動物生理学」などといった、理学・農学系で耳にする学問にも発展している模様です(食品系も生物学の1分野です)。

 

その他、化学系の「生化学」「生物有機化学」、生物学者ダーウィンやラマルクの「進化論」で有名な「進化生物学」、最近話題のPCRや遺伝子組み換え、QTL解析などを発展させた「分子生物学」「生命工学」などなど・・・生物学の裾野はめっちゃ広い!

 

つい興奮してしまいましたが、「生物系編入」は様々な学問分野があります!

 

代表的な5つの学部を大まかに説明すると(もちろん例外はあります)、大体こんな感じのことを多く研究していると思われます。

 

※ただし、PCRや電気泳動、遺伝子組み換えを行う「分子生物学」はどの学部でも盛んに研究されているはずです。

 

↓↓↓

 

  • 理学部→生理学・生態学中心で、理論構築・基礎研究が多い

 

  • 農学部→農業・食品に関わる生物学中心で応用研究が多い

 

  • 工学部→生命工学中心で機械・器具を用いた応用研究が多い

 

  • 医学部→生化学中心で治療・救命に活かす基礎・応用研究が多い

 

  • 薬学部→生化学中心で創薬・治験に活かす基礎・応用研究が多い

 

  • 看護・保健学部→生化学中心で緩和・介助に活かす応用研究が多い

 

※もちろん例外はあります。各自大学・学部・学科・研究室をチェック!

 

基礎研究では理・医・薬学部、応用研究では農・工・看護・保健学部が多い気がします。もちろん今は基礎・応用どちらもやってるはずですし、明確に分かれていません。

 

他には「情報生物学」「時間生物学」「生物統計学」など最近のIT・情報系と融合した学問を学ぶところもあります。学部・学科・研究室単位ではどんなことをやっているのか色々調べておきましょう。

 

次は、学問系統ごとの具体的な対策を述べていきます!

 

 

 

 

具体的な対策(理学系)

 

純粋に「生物学」という学問が好きでたまらない・生物や自然と触れ合うのが大好き・基礎研究に着手したい方には、理学系がオススメです。

 

ただ理学系の多くは、1年生から物・化・生の理科の他、特に数学・情報学もゴリゴリ履修・勉強しないといけません(もし文系→理系編入なら、入ってから相当大変です・・・)。

 

編入試験では、生物学の用語穴埋めや実験考察問題に自信があっても、数理解析・生物統計を絡めた問題などが出たりすると、少し手強いです(最近はデータに強い理系が最近求められているからでしょう)。

 

まずは、高校生物の復習から始めて大学教養レベルの「生物学(概論)」に入るといいと思います。センター生物・志望校の2次試験過去問も役に立つかもしれません。なにより「生物学」の土台をしっかり固めておくのが、理学系編入の要です。

 

基本的な大学教養の「生理学」「生態学」「遺伝学」「発生学」(また「分子生物学」)だけは絶対押さえましょう。検定交雑による遺伝子座解析や活動電位の変化、PCRのメカニズムなど、計算・文章で説明するのも求められます。

 

その他、理学部編入でも英語を多く出されるところもあるので、「理系英語」もしっかりやっておきましょう(「科学史」や「研究史」、「実験の流れ」っぽい話題が多いです)。

 

多くの理学部編入の面接では、特に「理論立てて説明する」ことが求められるので、注意しましょう。塾講師や学童保育のバイト経験などを積み、「人に教える」ことに慣れてから、臨んでみるとよいかもしれません。

 

目指す方は、これらの点意識して臨んでみてはいかがでしょうか。

 

 

具体的な対策(農学系)

 

植物・動物・微生物好き、また食品・栄養関係に興味のある方で、幅広く世の中に応用し、研究してみたい方は農学系がオススメです。

 

現代の農学は畑を耕すだけでなく、とっても幅広いことを学びます。農作物や家畜・土木を扱うほか、食品やお菓子作りもするところがあるので、女子比率は看護や薬学部に次いで高い所が多いです。

 

最近は健康食ブームで、マイナーな野菜・果物・薬草やらを研究したり、ブランド肉・酒・菓子を作ったりして、なかなか大学ごとのカラーが違い、面白いところです。

 

対策は、各個人の志望学科・学問によりだいぶ違いますが、「生物学」中心に語れば、概ね植物・動物・微生物に関連する「生理学」と「生態学」が基本です。

 

植物系は、肥料や光・水を与えた時の変化を研究する「植物栄養学」、品種改良に活かすための「植物育種学」、その他野菜・果物・花ごとの「園芸学」を押さえましょう。

 

動物系は、家畜の発生・生殖・生理を研究する「動物生理学」「動物発生学」、衛生や感染症対策を学ぶ「衛生学」「免疫学」を押さえましょう。

 

微生物系は、「微生物学」「微生物工学」などが基本のようですが、「発酵醸造学」「公衆衛生学」「免疫学」など食品や医療にかかわるものが多い分野なので、そういった学問も押さえましょう。

 

食品・栄養系は、「管理栄養士国家試験」の分野を押さえましょう。「生化学」「衛生学」「栄養学」などです。もし、既卒して資格を持っている方なら、面接で「給食経営管理実習」や「病院実習」などの経験が語ることができ、有利かもしれません。

 

多くの農学部編入の面接では、ずばりその学問に対する「興味・関心の度合い」を示すことが大事でしょう(農学といっても様々な分野がありますので・・・)。

 

その他、最近の地球温暖化・食糧問題など環境・グローバル意識の高い人ほど、農学部には向いてます。データ処理や研究で優れたスキルを持つ理数系の方、留学経験や語学堪能な方も、グローカル(グローバル+ローカル)な人物として高く評価されそうです。

 

目指す方は、これらの点意識して臨んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

具体的な対策(工学系)

 

物理や数学のイメージが強い工学系ですが、生物を材料(マテリアル)にしたり、模倣(ミミック)するなど、設計・デザインするなど、どこかアーティスティック(?)に研究したい方にオススメです。

 

タンパク質や糖鎖の構築・設計など、医薬・化学系と似たところもありますが、機械や器具の操作・メンテナンスに長けている方が多い中で学べるため、かなり実用的な研究が展開されています。

 

そのためか、工学部の就職は最強。技術職・研究職どこの会社・部署でも引っ張りだこのエンジニアになれます。そして、生物系工学部出身なら、医薬をつくる会社にも強みがあるでしょう。

 

「生命工学」「生物工学」の学問を抑えるのはもちろんなのですが、工学系に関しては何よりも「物理」や「数学」が必須です。そちらを優先しましょう。というか、筆記に「生物学」のテストはないかもしれません。

 

「生命工学」のほか、「バイオインフォマティクス」「バイオマテリアル工学」などの分野の対策も必要かもしれません(カタカナが多い(笑))。

 

情報処理やプログラミング、工学・設計・数理解析。工学部編入ってなかなか難しいし、やること多いです。数字や数式の多い試験が苦手な方には、けっこう鬼畜な数学や物理の問題も出てきて、辛いかと思います。

 

工学部編入って、たくさんやってきた高専生の独壇場では?と4大生は不安に思います。

 

が、工学部編入の門はどちらにも、結構多くの数が開かれているので、あせらずに対策していきましょう。

 

面接に関しては、高専生なら卒研などの内容、4大生なら参加したプロジェクトやコンテストでの制作・受賞経験を語れるかもしれません。

 

他にも、機械の修理や点検を多くこなしてきた社会人・エンジニアの方も注目されるかもしれないです(勝手ですみません)。とにかく、自分自身の体験をわかりやすく伝えることが、工学部編入の合格につながる鍵でしょう。

 

目指す方は、これらの点意識して臨んでみてはいかがでしょうか。

 

 

具体的な対策(医療系)

 

医学部→医者、薬学部→薬剤師、看護学部→看護士、保健学部→療法士とすでに医療系国家資格を目指す方が多いのが医療系学部。

 

学士編入は医学、3年次編入は看護や保健が多い模様です。薬学部編入はあまり聞かないです。

 

ここではテーマとして扱っておりませんが、どうやら「医学部学士編入」の倍率や難易度は毎年ものすごいそうです。浪人・編入するか迷う人もいるくらいですから・・・。

 

僕は、「医学部学士編入」などの医療系編入は受けておりませんし、医療系ではないので、さらに細かく具体的な対策は本当に知りません!

 

ですが、同じ(生物・化学の)理系として「生物学」の対策はいくつか通ずるものがあると思います。理・工・農学部編入に比べ、難しいかもしれませんが、まずは「生物学」の基本を押さえることが、対策の第一歩となるでしょう。

 

医療系は「生理学」「生化学」「(臨床)医学」が基本のようです。

 

また、特に看護系においては「生物学」の考察・計算・論述問題の代わりに、「臨床」「治療」「緩和ケア」をテーマにした小論文が出題されるかもしれないです。

 

すべて医療系は、命を扱う仕事というだけあって、医療系編入の面接は、人物や人柄がかなり重要視されると思います。

 

また、「インフォームド・コンセント」という言葉があるように(調べてみてください)、患者さんにうまく説明する力が備わっているかなども、重要かと思います(医療専門学校・既卒の方であれば、実習・実務経験を面接で語るのが、ポイントになります)。

 

目指す方は、これらの点意識して臨んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

具体的な対策(その他)

 

その他 情報学部や人間科学部、心理学部などに「生物」や「人間」について学ぶところもあります。

 

「バイオインフォマティクス」や「人類学」「行動学」など、誰かに話したくなるような、ユニークな学問分野が多いです。

 

こういった所に「生物学」の勉強が必要になるのかは、各大学・各個人次第ですが、必要になるのであれば、志望校の情報について詳しく下調べをした上で、理・工・農・医療系と同じように、ぜひ対策してみましょう!

 

中には生物の他、物理・化学・数学の対策もしなくてはならない人がいるかもしれません(僕は、生物&化学がいつもセットな所でしたので、化学も大変でした)。

 

どうしても生物に時間が割きにくい場合は、まずは用語チェックや穴埋め問題などに絞り、時間を確保できれば考察・論述問題に移りましょう。

 

さて、様々な学部における「生物学」の筆記試験対策を、ざっくり紹介しましたが、いかがでしたか?自分の志望する学部・学科・研究室に合わせて、対策してみて下さい!

 

※生物系編入を志す方のためには、僕自身の体験を踏まえて、「生物学」の対策についてもっと詳しく記事を書いていく予定です!お楽しみに!

 

 

 

 

まとめ!!
・「生物学」は「生理学」か「生態学」を押さえる!
・学部ごとに合った「生物学」対策を!
・用語チェック→論述・考察問題に移るべし!

 

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