理系編入&気象予報士を目指すブログ

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編入受験の1年・スケジュールの立て方

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「編入試験」をいざ受けるとなると、気になるのは、受験に向けての「スケジュールの立て方」。

 

もちろん受ける数も日時も、勉強する時間・量も、人によって千差万別ですが、今回ここでは例として、僕のような現役「4大生」で「国立大編入試験」を「初夏~晩秋」に受験すると想定したうえで、「具体的な受験の流れ・スケジュールの立て方」の説明を行います!

 

※2020年度は特にコロナで日程やスケジュール・選抜方法が大幅に変更されたところが多くあると思うので、あくまでも「あまりコロナや社会情勢の影響がなかった、かつての一般的な受験スケジュール」という目線でご覧いただけると良いと思います。

 

※高専や短大の方はじめその他の方とは事情が異なるところが多いと思いますし、僕と同じ4大生で「編入」受験する方でも当てはまらないことがきっと多くあるので、この記事については、僕の例を「ほんの少し」参考程度にでもしていただけると幸いです。

 

 

 

編入受験の1年

 

以下は、僕の編入受験生活をざっくりとした年間スケジュール(1~6月と7月~12月)で表したもの、ここだけの「オリジナル画像」です(少し作るのは面倒でしたが・・・)。

 

※エクセルやパワポで作った僕の「オリジナル画像」ですが、商用または悪質な転用以外」、すなわち画像の保存・スクショ・印刷(すべて私的利用)に限り、自由にご利用いただけます!意外と「スケジューリング」に役立つかもです!

 

※そうはいっても、著作権も一応ある(?)ので、何かしら引用する場合は、なるべく、この記事のurlを貼り付けといてください!以降の記事でも、僕のつくったオリジナル画像があれば、同じく、上記のようなご対応とご理解のほどよろしくお願いします。

 

※字が小さいので、すみません。特にスマホの方は、読みづらい為、クリックまたは拡大お願いします。

 

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編入受験生活の1年(1月~6月)

 

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編入受験生活の1年(9月~12月)

 

図を踏まえたうえで、以降の文で、各項目についてざっくりと説明していきます!

 

※2020年現在、今年~来年以降も、コロナウイルスにより大幅に試験日程・内容が変更された/されるので、例年通りのスケジュールとは限りません。くれぐれもご自身が受ける志望校の「募集要項」は、日々必ずチェックしてください!

 

 

(出願・下見・受験)

 

6~9月は、「編入試験」のピークです。出願や受験が4・5月にやるところは相当早く、11・12月にやるところは遅めで、聞くところによれば、初夏~初秋は「理系」、晩秋~冬は「文系」の試験が多いそうです。

 

一方、試験実施のピークの夏は「理系」の試験がかなり多く実施され、「理系」では特に前後日に、院試が行われているところが多い模様でした(大学院試も夏が本番!だそうです)。

 

 

(募集要項・受験情報の公開)

 

試験の全てが終わるまで、欠かさず大学のホームページを「ほぼ毎日」チェックしましょう。「募集要項」は出願期限1カ月以上前に発表されるのが一般的ですが、急に発表・変更になることもあるので、注意しましょう(5~9月は特に情報が溢れます)。

 

 

 

(志望校の「編入試験」の情報収集)

 

試験のことは、当然「大学のHP」「募集要項」などが最も詳細で間違いないですが、昨年度以前の情報・経験談が本当なのか嘘なのか(?)ネットやtwitter上に、数多く・少なく存在しています。

 

第一志望校・併願校問わず、過去の合格者数や倍率・過去問の傾向・過去のデータ等を分析することは「合格への一歩」となります!

 

1年前~受験日前日までありとあらゆる情報を仕入れましょう(※情報が古い・真偽不明なものは要注意です)!

 

 

(英語の勉強)

 

試験科目にTOEICやTOEFLがある方は、出願・受験までに書類・スコアレポート提出が間に合うか、必ず確認しましょう。TOEFLのペーパー版や独自の英語試験を「編入」の試験会場で受験させる大学もあります。

 

難易度としては、TOEFLやIELTS>TOEIC(※listening&Reading)です。どれを指定してくるかは、大学によるのですが、「英語」に自信のない方は、早めに勉強&受験しておくと余裕が生まれます(外部試験は受験まで何回受けても大丈夫なはずです)!

 

僕は、2~3月でTOEIC頑張り、750点ほど取りましたが、受けた全ての「編入試験」ではスコアレポート提出はなく、現地の筆記問題が英語だったりして、あんまりTOEICの点数関係なかったです(でも、英語力が培われたおかげで、2000~4000単語の長文英語も難なく解けるようになりました)!

 

※5・6月受験で「英弱」の方は、去年から準備していないと相当きついです・・・。

 

 

 

 

(筆記・小論文対策、問題・過去問演習)

 

小論文・過去問分析は必須ですが、毎年出題範囲も難易度も傾向もコロコロ変わりやすいのが、「編入試験」です。

 

なぜかというと、教授が年ごとに「しょうみフィーリングじゃよ、この問題エモいじゃろ(?)」な感じで、つまりその時出題したいな~と思ったものを考え、問題を作っているというウワサ(?)があります(もちろんこんなにゆるくありません・・・)。

 

また、肩慣らしや緊張・パニック軽減のためにも、問題に取り組む際は「定期的に時間を測って取り組む」ことが大切です。

 

あらかじめ、過去問から予想して、時間配分を考えることができます。いかに本番中リラックスできるかが、勝負なんです。どんな筆記科目にせよ、1年以上前から取り組んでおきましょう。

 

※このあたりは、また別の記事で詳しくお話していきます!

 

※過去問の閲覧や取り寄せ方法は大学によって違います。どうしても手に入らない時は、範囲をして取り組むか、編入予備校に赴いてみるか、同じ大学を受けた人の経験談をネットで探し、勉強法を参考させてもらうかなど、自力で頑張りましょう(転売ヤーから買うのは最終手段です)。

 

 

(面接対策、練習や志望理由書・面接原稿の作成)

 

大学によっては「小論文」「総合問題」などはなく、ほぼ面接な「口述試験」「口頭試問」しかない所があります。そこでは、志望する分野に対する「基礎知識」や「興味」「理解」などが重点的に探られるため、対策は必須です(不安な方は受験の半年~1年前から対策しないと、当日パ二クってオワコンです)。

 

面接対策で行うのは「インプット」と「アウトプット」。また別の記事で詳しく話しますが、ある程度志望理由書・面接原稿を作って「インプット」し、実際声に出したり、模擬面接手伝ってもらったり、インカメで自撮りして客観的に見つめ直すなど、「アウトプット」、その両方を実践していきます。これが僕の基本的な対策法です。

 

面接の場で、素早く・正確に受け答えできるようになるために、半年~1年以上前から準備を、進めておくと無難です(ライバルの中には、就活や接客バイト・社会人経験で鍛え抜かれたメンタルの人も受けに来ているので、侮ってはいけません)!

 

※このあたりも、また別記事で詳しくお話します!

 

(合格発表・確約書提出・入学(退学)手続き)

 

「合格発表」はこのご時世「ネット」です。数少ない受験生・合格者の番号の合否は、その場で一瞬で分かるので、落ちても気を落とさないよう、画面に向かいながら固唾を飲みましょう

 

(あんなに長くて辛かった戦いでも、自分の受験番号があるか否かで決まります・・・本当に「合格」「不合格」一瞬で決まります(泣)・・・)。

 

確約書提出や入学(在籍校の退学)手続きは「期限厳守」です。また、複数合格で悩む場合は、どう転んでも、片方選んで片方辞退するしかありません。

 

また、早めに決めないと、大学にとって、とても迷惑になることもあり、注意です(※辞退することで、他の方の補欠合格の可能性があります、そういった点から慎重に決断してください)。

 

悩んでいて選ぶのに時間がかかる・確約書提出しても辞退できるか知りたい場合は、必ず編入先に問い合わせましょう(言葉選びなど失礼のないように・・・)!

 

 

(在籍校の試験勉強・履修や就活・院試準備)

 

「編入」のため頑張りつつ、うまく在籍校での学修・活動を両立させるのが、「合格する人」のスタンダードである!と前は思ってました。

 

ですが、今になっては、何もかも完璧でなくてもよかったし、少しの息抜き位はモチベ維持のため、メンタルヘルス保全のため、大事だと思います。

 

「単位不足で「編入」できないかも!」「期末試験と編入試験日程カブってる~!」「就活や院試みんな始めてるのに、俺編入の勉強ばっか・・・。」「サークルやコンパ・バイトで勉強する時間ない・・・。」いざ編入を目指せば、年中そういったピンチがあるかと思います。

 

そんな時は、笑って泣いてイラついて、現実逃避しても良いかと思います(※ただし、何かあってもそれは自己責任でお願いします!)。忙しい時にインターン・就活やら院試なんて、くそくらえ・・・です。編入でいっぱいいっぱいなんです、僕らは。

 

人と違う事をするのは勇気がいるので、その分絶対成長するし、何かしら将来成功しやすいはずです。

 

在籍校では、着実に単位やそれまでの人間関係(?)を確保しつつ、なんとか頑張りましょう。(僕のような)「ぼっち」な方でも、今はこのはてなブログ、twitterやインスタ、マッチングアプリ(!?)など(※当たり前かもですが、SNSでは発言や人選びにはくれぐれも気をつけてください)で出会える時代なので、「編入勢」同士でつながればなんか「強い」「勝ち」な気がします(笑)

 

というか、この記事読んでる人は、僕とつながっているので、多分オンライン上では「ガチぼっち」でないですよ、ご安心してください(なんて言う、僕は今ひたすら外では「ぼっち」祭り開催中でありますが・・・)!

 

 

これにて、図を参考にした「編入受験の1年」の説明は終わりですが、実は後半戦も長いので「ティ―ブレーク」でも挟んでおいてください・・・まだまだ続きます!

 

 

 

 

受験スケジュールの立て方

 

文系は空きコマや全休が作りやすいそうですが、理系(医療系含む)は毎週毎週、実験・レポート・講義・提出物などなど・・・大学・学校によっては一層ハードかと思います。

 

文系がウェイウェイしてる間に、理系は教授の雑用、ピペ奴(ピペット奴隷)になったり、機械のメンテにつき合わされたりします(※皆が決してそうではありません)。

 

僕はゆるーい私立大理系であったので、実験が長引く&レポートに追われまくるなんてことは少なかったのですが、特に国公立理系の人は落としたら「即留年」みたいにハードなところもあるのではないでしょうか(偏見ならゴメンネ)。そんな中「編入」と今の大学の「学業」を両立(?)するのはなんだかしんどい・・・。

 

それに理系といっても色々あります。国試ある医・薬・保健・看護・栄養学部は特に大変ですし、理・工・農・情報・総合科学部etcでも「単位」が厳しい所は本当に厳しいです!

 

でも、「編入前」であれば、2年のうちに最低70~80単位(62単位は絶対!)取ってさえいれば大丈夫!理系で忙しい方でも、何があっても「編入」するなら、どうか「出願資格」だけは絶対に満たすようにしましょう。

 

もちろん成績悪いのが多い&不可・落単だらけ、の場合は書類審査や面接などで色々聞かれたり、怪しまれるので、覚悟してください。(それに今の大学で単位が取れないのなら、編入先ではもっと苦労するはずです。特に理系編入考えてる方!)

 

さて、僕の考える効率的なスケジュールの立て方というのは、合格・不合格にせよそれに向けて「逆算する」というのがポイントです(もちろん、逆算「しすぎた」細かすぎるスケジュールは挫折しやすいので、やめましょう)。

 

具体的には、「編入試験」の実施日や科目について情報を集め、次に「カレンダー」を見た上で、(筆記試験やTOEICに向けては)過去問や演習をまとまった時間取り組む日を決める・(面接や口頭試問に向けては)図書館やネット・予備校等で情報集めし、実際に面接のシュミレーション・練習を行う日を決めるということです。(長いわ!)

 

※問題演習の取り組み方やTOEIC勉強法、筆記・面接対策はまた次回以降で詳しく!

 

多くの大学は、6~9月あたりが「編入」と「院試」の受験シーズン。なので、直前の4~5月から思い立って行動しようとしても、「学力」「面接力(?)」は実力不足な状態になりやすいです(僕は効率悪く・行動遅い方でしたので、1年目撃沈でした・・・)。

 

「カレンダー」を見るという単純な行為は、意外と忘れます。特に不注意な方は、「マジで・・・来週出願かよ!?」と気付いて慌てても、「ワイ、書類が間に合わなくて無理だった乙~!」なんてことはザラにあります。「スケジューリング」は本当に大事!

 

筆記試験やTOEICなどに取り組むにあたっては、出題範囲も不明・スコアが伸びない・不得意分野が目立つなんてことが、試験前日までずーーっと続くので、不安は1つでも解消できるよう、試験まで「逆算しながら」日々努力して勉強しましょう(TOEIC800点ってのも、英弱にとっては、ものすごい高い壁なんです!)。

 

特に理系の筆記勉強を取り組む段階で「マルコフ二コフ則?」「行列変換?」「ランベルトベールの法則?」・・・なんて思っている方、残念ながらこういうのは、これからよく使う「理系の基礎・基本」です。

 

僕も今でもそういう訳のわからないの苦手ですが、理系の分野は広く、自分が専攻していてもいなくても、理解するのに難しい分野(概念自体も)が多いので、勉強時間は少なからず十分確保しておきましょう。

 

※理系の出題範囲・科目が限定されて受けられるところは、その科目に特化した講義の復習でより一石二鳥になるかもしれません!(例)物理:「熱力学、量子力学・・・」から選択 など

 

 

 

 

面接・口頭試問を取り組むにあたっては、「客観的に自分を捉えられるか」が勝負です!

 

巷でよく聞くのが、面接の原稿を「1字1句丸暗記」しているはずなのに、なぜか面接官と、うまく会話ができなかったとか・・・え?・・・それ、1年前の僕です(汗)!このような戦い方はやめましょう。当事者の僕が今更ながら訴えます(汗)。

 

面接・口頭試問では「暗記」より「自分の言葉で思いを伝える」ことが大事と気付くのに、意外と時間がかかるんだ・・・。

 

※このあたりは次回以降の面接関連の記事でお話します!

 

「どこの野郎の恋バナ?」みたいな感じですが、「編入」は大学をいかに「オトす」か、僕にとっては、「恋愛」みたいなものでした(^^)(言ってることがイタすぎてすみません)。

 

落ちて、フラれてもまた新たな相手(別の大学)や元カレ・カノ(今の大学)に収まってもいいのでは(?)と思います。「編入」は不合格でも、「逆算する」ことで効率よく物事を進めようとした経験自体は、将来絶対役に立つので、何も損はありません。

 

再度同じようなことを言いますが、スケジュールは合格・不合格にせよ「逆算する」ことが大事です。そして、「すぐに行動する」ことも大事と付け加えます。これらの点を意識すれば、次何やればいいのか、パッと頭に浮かびます。ぜひ、ご参考ください!

 

最後になりますが、「編入」試験テキトーに考えていると、人によっては、僕みたいに簡単に不合格になるかもしれません(1年目は全落ちでーす、でも今では合格したので笑えますよ)・・・。

 

なので、少しでも合格に近づきたい方は、ぜひ今回の記事を参考にして、受験勉強をスタートしてみてください!

 

今回も、長文失礼しました!おつかれさまです!

 

 

 

 

まとめ!!
・編入受験の1年は意外と短いようで長い!
・スケジュールの立て方は「逆算する」が基本!
・「編入」とは「恋愛」のようなもの、な・の・さ(キモイ)!